<さよならSAFARI(2004年4月3日)>


SAFARIとの付き合いは、今から8年5ヶ月前の1995年11月から。長い間、車高の高いクロカンに乗りたくて乗りたくて、外観も気に入ってたSAFARIを手に入れました。
SAFARIと言えば、ハイルーフでやたらと幅の広い、ちょっと下膨れたような車体が特徴的ですが、丁度その頃、ちょっと小さめでキリッと引き締まったショートタイプが出ていたのです。

  

この四角張ったボディーが気に入っています。前から見るとちょっと顔がでかすぎるかなと思いますが、特に私が好きなのは、SAFARIの後ろ姿です。この観音開きにもずっと憧れてました。でも実際に使ってみると、雨が降った時は荷台にそのまま雨が降ってきてしまうので不都合だったりもします。

ショートタイプでも、重量は約2トン、燃料タンクの容量は95リッターあります。ディーゼルエンジンだと、長距離ならリッター10キロぐらいは走るので、東京−仙台間(片道約400キロ)も往復できます。車体は丈夫に作られており、ちょっとガリっとやったくらいでは、塗装が少し落ちる程度で変形などは全くしません。運転してみると、加速が悪いところや、坂道発進(マニュアル車でした)でも逆行しにくいというところに、車体の重さを実感します。

随分走ったような気がしましたが、結局8年5ヶ月で走ったのは63,000km。別に林道を走ったり川を渡ったりなどの扱いをしたわけではありません。しかし、そういうことも可能な車ではあったのです。一般道でもちょっとした障害物を軽々と超えられるというときに、やっぱりすごいなと思えたのでした。エンジンは絶好調で自分で気に入って買った車だけに、まだまだ乗りたいと思っていましたが、ディーゼルから低公害車に買い換えた場合の税金優遇の話、3月は年度末で割引率が高くなるという話、近頃の車に関する雑誌やパンフレットなんかを検討するうちに、新しい車が欲しくなっちゃいました。

そして4月3日。天気も良く納車日和となりました。サファリくんで車屋へ行き、下取りの引き換えに納車です。


これが今度来たエクストレイルくん

早速ガソリンを満タンにして、桜が見頃の皇居周辺までドライブに行きました。あまりに気持ちがいいので窓とサンルーフを全開にして走っていたら、突然強い風が吹き、桜吹雪が車の中まで舞込んできました。

まだあんまり運転してませんが、これは非常に運転しやすい!と断言できます。音もすごい静かだし。(サファリくんがうるさかったせいもあるけどね)。これからだんだん暖かくなってくるので、運転するのがとても楽しみなのである。


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